Diary 2011/03
2011/03/29(Tue)
この土日の田舎には特に大きな用事はなかったが、田舎向けのケーブルテレビに入ったことで無用になったテレビアンテナやアンテナ線の処理をした。屋根に登ってアンテナを支える番線を外し、アンテナを下に放り投げる、アンテナ線を切って片付ける、など。屋根から落ちないように気をつけながら移動するのだが、そろそろと歩きながら「子どもの頃はよう屋根の上に登ったものだ」と思い出していた。屋根に登るといつもと違う景色が見える感覚が好きだったのだろうな。皆既月食のときは夜中にも登った。すねてはぶててみんなの前から隠れる時も登った。そんな場面を思い描いていたら、以前タモリのオールナイトニッポンのRCのライブのなかでキヨシローが「俺のオヤジはよう、夜になったら、屋根の上に登るんだ」と、言っていたのを思い出しました。のどかなMCがとてもイイ感じだった。…ああ、古いことはよく憶えてるものだよね。と、屋根に登ったオヤジはいろいろと妄想していたのでした。
2011/03/25(Fri)
今回の被災地の映像を見る度に思い出すのが広島に原爆が落ちた時の白黒写真。ばあさんが「広島じゃあないようだった」と言う、がれきと焼け跡しかない、教科書に載っているあの写真にそっくりだ。まさに原爆を落とされたような被害の大きさなのだと思う。今なお原発事故は収まっていないのだからあの写真よりも、目に映らないところで被害は拡大していくのだろうし…。なんかこう…もっと自分でもできることがありそうな気もするんですが、とりあえず明日は田舎へ、その原爆が落ちた市内の光景を見たばあさんのところへ行く予定です。
2011/03/23(Wed)
今度高校生になる長男に卒業祝いと入学祝いと去年の誕生日祝いと今年の誕生日祝いを全て足してiPodを買ってやりました。2年前の誕生日も200円の中古ゲームソフトを買って、「これでいい」というような輩で、遠慮してるんだかホントに欲しいものがないのかよくわからんヤツで。今回は珍しく欲しいものがあるというならこれまでのお祝いを足せば、まあこれくらいは買ってもいいでしょということになったのでした。このiPodに家にあるCDをがんがんぶち込んでいるらしい。昨日の夜、曲目リストを覗いてみるとRCサクセションの「COVERS」が入っていた。(このタイミングだから?いや、良い曲だと思ったのでしょう。セレクトして入れてたから。)まだ自分の金でCDを買ったことは無いはずだ。当分は親の趣味を引き継いでいくのか。それがイイコトかどうか知らんがこのチャンスにとーさんのおすすめCDをこっそり家のCD棚にがんがんぶち込んでおこう。と、考えた。かーさんは嫌がりそうだけど。
2011/03/18(Fri)
気分が塞ぐからテレビばっかり見てちゃだめだよとばあさんに言ったが、どうにも原発から目が離せないらしい。畑の仕事もしているから一日中というわけではないようだ。当たり前だ。そんなことをしていては何も生産性が上がらないではないか。ワシらが生産性を上げなくてどうするのか。みたいなことをノタマワリつつ。それでもメシどきはどうしても目が離せなくなるらしい。そろそろエンターテイメントも放送し始めたからそっちも見んさい、とアドバイスはしておいたけどやっぱり心配だからね。あと、ACの広告はやはりもう年間に浴びる量を超えてるから目と耳がメルトダウンしてくるね。さあ、連休もナニカ仕事みたいなことをして稼ぐか!稼がして!
2011/03/16(Wed)
地震、津波で起きた原発事故のニュースを見ながら、ばあさんが「こがいなものを使わにゃあええのに」と吐き捨てていた。被爆者としてはやはりあの恐怖がよみがえってくるのだろう。被爆2世もとてもイヤな気分で画面を見ている。人間はやはりまだ原子力を制御するほどの科学力を身につけていないのではないか?原子力を「利用」などまだ無理なのではないか?万人をナットクさせるだけのコントロール術を手に入れない限り扱ってはいけない危険なシロモノなのではないか?今はとにかく現場の処理が第一なのだが、落ち着いてきた時に今ある原発やこれから作る予定の原発をどうするかという議論は世界中が注視することになるのだろう。(やたら現場処理の人たちを英雄視する報道や情報が回ったりしているのが正直困ってしまうこの感じ。「核」が持っている根源的な負の部分をダレカが意図的に感情で埋めていこうとしているのではないか?とさえ感じる。いや、だが実際現場では命がけでがんばっておられるわけだからな、その人たちはたしかに英雄なわけだし、それを無条件に賞賛するのもわからんでもないし。という具合に困ってしまうのだ。ああ、つまり次元の違う事象が一つのところで渦巻いているのだ。現場処理の人はやはり英雄なのだ。問題は違う次元にいる、「安全」よりも「経済」を優先させてしまう人たちなのだ。「英雄」が、そういう人たちに利用されそうな感じがするのだ。多分。)震災の報道をテレビや新聞で見る度に泣いてしまうので今日はラジオだけにしよう。そろそろ身の回りのくだらないことも遠くの人に報告できるようになるだろう。その前に労働だ。ばりばり稼いで貢献しよう。稼げなかったら貢献できません。ひーん。いや、稼ぐ!
2011/03/15(Tue)
情報を集めるだけでなく日常生活を送りながら自分でもできることをしていけたらと思う。できる範囲で、無理のないようにやっていこうと思っておる次第です。お金は大事だよ。
●日本赤十字社・東北関東大震災の義援金・救援金募集
●Googleサイトの募金情報まとめ
現在、大手コンビニではほとんどの店舗にて東北地方太平洋沖地震被災者のための義援金を募る募金箱を設置中だそうです。
2011/03/12(Sat)-地震
皆さま、なにとぞご無事でありますように。早く日常生活がおくれるようになりますように。
2011/03/11(Fri)
明日は中学校の卒業式。かあさんは出席するが、とーさんもこっそり覗きに行こうと考えている。カメラはどうしようかなあとか考えていてハッとした。そういえば中学生になってからは殆どカメラに収めていないのでは?特に制服姿なんてホンの数えるほどだ。しまった!でももう遅い。明日で卒業なのだ。中学の制服は明日で終わりなのだ。…まあブツブツだらけの顔だったしあんまり小学生の頃から顔立ちは変わってないしイイか。とか言い訳をしつつ、今日も労働に励むことにしよう。明日もやらなくては!間に合わん!みたいな気持ちで今日を終えると卒業式を存分に味わえないでしょうから。ところで、Facebookに登録してみたが、いったいこれをどう使えば楽しいことになるのかさっぱりわからないので今のところ様子見で放置気味。誰か教えて!でも使うかどうかはわからんで!
2011/03/08(Tue)
昨日今日は公立高校の入試の日。昨日は社会、国語、数学があったらしい。数学が比較的得意な長男でも「あの問題は捨てた。」という数学の問題が新聞に載っていたのでやってみた。なるほどこれは難しい。中3までの数学は大概分かっていたつもりだったがこれには全然歯が立たないのであった。もう「ワシは数学が得意」とは言えないような気がして少し悲しい。まあ、いいんだけど。中1男子がどうにも勉強に身が入らないし、塾にも行きたがらないのでインターネットを使った通信教育にしてみたらどうかと検討していたら、どうやらそれにはWindowsが必要らしい。出費だ。しかもメンドクサイ分かりにくい出費だ。いろいろ調べてみていたが、これならやはり費用対効果としては塾の方がすっきりと効果が現れるような気がする。結局自分から学習する姿勢がない子どもは通信教育には向かないのだ。しかしどうやって説得するかとても気が重い。ワシだってもし当事者なら塾なんかイヤだからね。…悩みどころである。
2011/03/03(Thu)
本日は思わぬところで足止めをくらう。後から考えれば、あそこまでやらずとも他に方法があったかもと思われたがそれは後から思うことで。青春時代が夢なんて後からほのぼの思うもの。なんか変な歌だったという印象しかない歌。ところでどうにも最近運動不足なのは身に染みているのだが、ナニカを始めるきっかけをつかめないでいる。たまたまほぼ2年前の自分の写真を発見してしまい、その後おそるおそる鏡を見るとなんと丸くなっていることかっ。そういえば近頃は体重計にも乗っていなかったなあと振り返る。きっかけはなにもないけどやはりもう少し暖かくなったら土手を走るくらいはしてみようかと思っています。今日はしません。しない。たいぎいんよ。
2011/03/01(Tue)
昨日月曜日は、早朝田舎から出勤。朝7時前には出立した。朝靄の立ちこめる田舎の林道をフォグランプを点けて車で走っていると前からゆっくりゆっくりと軽トラックが走ってくる。妙にゆっくりな感じ…と、ワキの歩道を眺むればフリーダムの見事な雑種中型犬がぬたぬたと走っていたのだった。軽トラで犬の散歩中だったのだ。一緒に走るのがめんどくさかったのだな。妙に犬が楽しそうでなんやらイイ感じだったのだ。途中の711でサンドイッチを購入。そこの711でビッグコミックを立ち読みすると星野之宣が新連載を始めていたのだが、それがなんと原作がJ.P.ホーガンの「星を継ぐ者」だったのだ。もう30年近く前のSFを。ちょっと感動した。でも実は最近あまり星野之宣の漫画は買わなくなってきていたのでもしも単行本が出たらええとどうしよう。星野之宣で一番好きなのは(話のデキはさておき)「巨人たちの伝説」なのだが、なんとなく木星やら巨人やらでホーガンの内容とシンクロした部分が僅かにあるのが面白い。そんなわけで今週は朝からすこしがんばっている週なのである。少しさぼり気味の個人的課題もそろそろこなしていかねばイパネマの娘。