Diary 2012/08
2012/08/31(Fri)
そういうわけで8月31日なので明日から9月だが中学生たちはもう既に新学期は始まっている。しかし本当はまだ半分くらい夏休みが続いている感覚なのではないだろうか。中学生はこの夏休みあまり力を入れて勉強をなさらなかったようで、今朝中学生の部屋のゴミ箱から悲惨な数字が記された夏季講習のテスト用紙が発見された。中3でこれではもうどうしようもないかもしれないとは思いながらもう少しがんばっていただけると経済的には助かるのだがとツマと話す。ついでにこの夏の彼の異常行動(手をやたら洗いたがる、眼鏡のクリーニング剤をやたら使いまくる、トイレットペーパーやティッシュの消費量が半端ない、など)について話し合ってみるが結論は「精神が幼すぎるゆえの彼なりの無軌道行為」なのではないかということになった。なったけれどじゃあどうしようという解決策はない。早く大人になってもらうしかない。なれるのか?
2012/08/30(Thu)
明日で8月も終わるが夏が終わるわけではない。たぶんまだまだ暑いのだろう。そしていつの間にかまた大嫌いな冬になるのだ。最近は春とか秋のようなテキトウな季節は無くなってしまった。暑いか寒いかどちらかしか無いのだ。うーんぼくはどっちでもいいよう、とかいうような優柔不断な態度ではいけない、と自然が教えてくれているのだ。シロかクロかハッキリしないと生きていけない時代なのだ。ということでこのままいくと殆どの日本人はゼツメツしてしまうのだ。
2012/08/29(Wed)
田舎の系統ゆえに分限者であるわけでもないのに長男という立場の人間は家と家の付き合いに顔を出さねばならん。どうでもいいじゃないかとホントは思っているが、気にしている人間がいる限りはそうはいかない。でもホントはどうでもいいと思っているので気持ちがこもった付き合いになりにくい。ゆえに対応が遅れたりするのであるがだってそりゃそうだろう普段はまったく付き合いもナニも無いのだから。もう21世紀なんだからもうこんな前時代的なことはやめてもいいんじゃないかと思ったりする。20世紀にもこう思っていた人は多いのではないでしょうか。もう20世紀なんだからと。
2012/08/28(Tue)
昨日から高校生は2学期。中学生は本日から後期。高校生はいきなり6時間授業。ムカシは始業式とかやったら昼からは帰ってよかったでしょう。なんだか時間にゆとりが無いというか無理やり時間割を突っ込んでくる感じ。もう少しスケジュールのメリハリがつけられないモノかと思うがコレがいまの公立学校の現状なのでしょう。土曜日を休みにしないといけないんじゃあろくに行事もこなせないよな、と少し同情する。
2012/08/27(Mon)
土日は例によって田舎へ。お盆のあとの親せきへの墓参りを2件ほど済ませる。田舎のあちこちには確実にお年寄りが暮らしているが家の中にいるのでクルマで通りすがっただけでは無人の集落が続いているように見える。特に今年の夏は暑いので誰も外に出ない。風でも吹けば西部劇のくるくる草が砂ぼこりと共に転がっていきそうな風景だ。墓参りの隙を縫って耕作放棄地の草刈正雄。田舎のセミはツクツクホーシがメインでミンミンゼミがバックコーラス。もうアブラゼミやヒグラシは引退されていた。セミに限らず、虫の鳴き声はナニカ電子音を連想させる気がする。デジタル系の音という感じもする。鳥類や両生類、ほ乳類の鳴き声はアナログ楽器のイメージ。カエルの声なんかは統制の取れないホーンセクション、この時期のヘタなウグイスの声は小学生が吹くリコーダーとも思える。では何故そのような電子音・デジタル・アナログみたいなイメージの違いが生まれるのかというともちろんそれはヨクワカラナイが街へ帰ってウチの高校生にその旨を伝えてみると「虫はマシーンっぽいから」という結構納得できそうな返答をいただいた。ああ、マシーンね。確かに。伊達に勉強してないな高校生。でも体も動かせ高校生。もう今日から学校だ。
2012/08/24(Fri)
時々画集を見返すとイイ。できれば現代の作家ではなく少し前の作家のがイイ。なんとおおらかに描いておられるのだろうとため息が出る。ムカシの作家なのになんと現代的なのだろうとビックリする。ちまちました絵なんか描いとる場合ではない、という気になる。しかしそうは言っても相変わらずどーしたってちましちました絵しか描けないのでゼツボーする。
2012/08/23(Thu)
夜中の3時頃寝苦しくて目が覚めた。暑い。そこから目が冴えてなかなか寝付けなかったので将来のこととかイロイロ考えそうになったのだがそんなことをするとますます寝られなくなりそうだったので思考を中断させ台所に水を飲みに行った。雨でも降ってくれんかと窓の外を見るがそんな気配は微塵も無く。公園の方ではカラスの声が聞こえる。まだ夜が明ける時間ではないが街灯がかなり明るいので鳥の目も見えるのか。このまま寝られんようなら酒でも飲んでみるか、いやいま飲んだら朝アルコールが抜けないしイヤこの時間に飲むのはけっこう魅力的だなあなどと考えながら目覚まし時計をながめてゴロゴロしていたらいつの間にか気絶していた。そうやっていつもの朝が始まったがいつもにまして眠気が残る朝だった。今日はどこかで睡魔が待ち構えておるハズなので用心せねばならん
2012/08/22(Wed)
ちかごろはメールで連絡を取るのが当たり前といえば当たり前なのだが仕事においてはメールは若干不確実な連絡方法なので、メールも打つが電話で確認を入れておくというのがまっとうな社会人としての仕事をするうえでの常識と思っている。時には仕事を進める上での慣れから、あるいはできあがっているルーチンの性質上とくに電話での確認を入れなくても安全な場合もあるができればそんなときも時々は電話で確認を入れながら進めるのが望ましい。実はメールで肉声を使わずにコミュニケーションすることは誤解を生んだり負の感情を発生させたりしやすいむずかしいものなのではないかと感じている。肉筆の手紙を書いたりするのと違い、きれいなフォントでタイプしてある仕事のメールはアナログな表情を出しにくい分、文章を作るテクニックを要求されるような気がするのだ。決まり切った文章にしてしまうと、ときに非情な指令にも見えたりしてしまう。だからみんな絵文字とかを使うのだろうが。…あ、そういう気遣いをしながらみんなメールを打ったりFacebookをやったりしているから実はけっこう文章力、というか文字による誤解を生みにくいコミュニケーション能力が上がってきているのかもしれない。出遅れたっ!?
2012/08/21(Tue)
次男中学3年生がどうも最近やたらと顔を洗ったり手を洗ったりの頻度が激しくちょっと病的である。この時期特有のなんだかボク気になるんだよボクって神経質なんだよアピールなのかイライラしているからこんな行動に出るのかようわからんがまあとにかくワザトラシイ。めんどくさいので「水がモッタイナイのでなるべく少なめに使え」とか言うくらいであまり相手にしない。もしかしたら少しは相手をしてやったほうがいいのかもしれんが我が子ながらあまりにうっとうしいのでとりあえずしばらくは無視する方向で放置している。あまりに続くようなら一回カミナリを落とさんといけんかもしれんと考えている。「その異常行動はまわりが迷惑なのでやめろ」とでも。もっとやさしくオブラートにくるんだような言い方にしたほうがいいのだろうか。その方がいいとしてもそういう風には出来んが。
2012/08/20(Mon)
日曜日は雑用と買い物と昼寝と食事で一日を過ごした。もったいないことをしたように感じた一日だった。何故か?たぶん貧乏性だからだろう。
2012/08/18(Sat)
本日は特に急ぐ仕事も無いはずなのに出勤。家にいても子どものためにならぬのではないかという意識が働く。逆に家におらねばならんのではないかという意識も出現するが年頃のヤツらには自由時間が必要なのではという考えが先に立って出勤することに。最近思うことは、父親としての子育ては完全に失敗した。ということである。我が身を振り返っての反省というモノをナニも活かすことが無かった。ワシと同じ過ちをこの子たちは繰り返している。その解決方法をワシは知らないのでいい加減なことしか言えない。いい加減なことだと子どもは気がついているので真剣に話を聞いたりはしない。いきおいワシは居場所を見失いありもしない忙しさを演出して帰宅を遅らせてみたり。オトナ(オトコの)は考えの足らない輩が案外多いのではないかと最近思っているが、もしかしたら考えが足らないのはワシだけなのかもしれない。
2012/08/17(Fri)
お盆前には田舎の草刈り、家の中の掃除などを手が足りないながらとりあえずこなし初日は母さん宅へ墓参り。今の子はマッチを擦るのがとても下手だ。二日目は田舎へ墓参り。ばあさんを連れてあちこちの初盆のお宅へ参らせていただく。田舎ではお向かいのお宅の長男さんが里帰りしてらしたがず〜っと草刈りをしておられた。普段は滅多に田舎に帰れないので盆休みの間はできるだけ手伝いをしておこうという親孝行のキモチからなのであろう。本来お盆はあまり草刈りとかの仕事はしないしきたりだがこういう時はまわりの家々も「しょうがないよね」と、皆事情が分かっていて「いいんじゃないの?」という雰囲気にすぐなるのが田舎の良さでもある。各家庭の事情が筒抜けという世界なので普段の暮らしにおいては少々油断が出来ない場合もあるけれど。ウチの田んぼにはトノサマガエルが少ないなあ…と、探していたら近所のおじさんが大きなトノサマガエルを届けてくれた。ウチの田んぼにトノサマガエルが少ないのは見回りにヒトがあまり外に出ていないせいではないかとの説。ひとがいないからサギがやって来てトノサマガエルを喰らうとか。なるほど一理ある。いただいたカエルはそのまま田んぼに放っておいた。
2012/08/10(Fri)
そんなこんなでもうお盆がそこに。お盆の前にもうひと草刈りしておかねばならん。だがもう替え刃が無い。ので、チップソーの刃を研ぐ。事務所に置いてある研磨機で田舎から持ってきた替え刃を研ぎあげた。この近辺半径2kmでこんな事をしているひとはおらぬだろう。ちょっとナサケナイような疎外感を味わいつつ刃を研ぎあげた。こんなことをしているからこんなことになっているのだと反省しつつしかしこんなことをしなければならない我が身をナゲイテモしょうがないので草刈りをする意味とかあるいは無意味さとかについて妄想することにした。すべては妄想から始まるのだから。
2012/08/09(Thu)
右足の痛みがあまり変わらないのは痛みを無視して毎日遠歩きをしているせいかもしれないがそれでも他にナニカ手だては無いものかとふくらはぎにはめるサポーターを購入してみた。なんとはなしの安心感はある。が、安心感だけで足が痛いのが軽減されるわけでは無く歩けばやはり痛みがひどくなる。しばらくは徘徊しないほうがいいのだろうか。しかし9月中旬まではもう少し体重を落とさねばならんのでなにか対策を考えねばいかん。食べ物をもっと制御せんといかんだろうか。できることなら食べ物は自由に食べたいなあ。酒も飲みたいなあ。あんた遊びなはれ。酒も飲みなはれ。岡千秋のイメージは日本人女性初の宇宙飛行士の旦那とよく似ていると思って調べたらその女性飛行士は向井千秋という名前で、なんだかねじれた共通項がありました。