Diary 2014/05
2014/05/31(Sat)
「畦道の草が伸びとるけえ刈って欲しいのう」という要望があったが、今週の土日は田舎へ帰る予定では無かったので、仕事を入れてしまった。すまぬばあさん来週じゃあ。言うたら「じゃあまあワシがカマでちいとずつ刈るわい」とかなんとか、なんだかスネ気味に言うので、おっさんはちょっとムッとした。いやここでムッとすることもないのだが、ばあさんもそういう風に言わんでもエエじゃろ。とは口には出さないが、ちょっと電話口でケンケンした雰囲気になってしまった。基本的に、いずれホロビユク中山間地域なのだからあんまりがんばってもしょうが無いのだ、というあきらめがココロの底にお互いあるものだから、ケンケンした雰囲気もある程度しか持続せず、まあしょうがないわな、熱中症にならんように残ったら残ったであきらめて来週まで待て、と夜の連絡終わり。ヨメは「頼めば刈ってくれるひともいるんだから頼めばいいのに」と、言うのであるが、なかなかそうはいかない遠慮というか田舎人間の、このめんどくささをどう説明していいかヨクワカラナイ。
2014/05/26(Mon)
土日は通院を終えたばあさまを、田舎へ送る。放射線科の方はもう半年くらいのインターバルでいいようだが、眼科の方はまだ2ヵ月くらいの間で通院が必要らしく。まだまだイロイロ掛かりそうな感じだ。田舎へ帰ってみると、イノシシに畑をやられていた。ジャガイモのたねいもなどをほじくられていた。最初はシカなんじゃないの?と思ったが、そういえばこの冬に2頭ほどシカが罠に掛かって、この辺の人たちで食べてみたというから、もしかしたら恐ろしくなってもうこの辺にはシカは近づけないのかもしれない。イノシシは最近は品種が変わってきていて、昔に比べると繁殖率がとても高いと聞いたことがある。繁殖率が高いとイノシシの数が増えて、山の中の食べるものが少なくなってきて、必然的に里に下りてくる。里に下りてくると、山に近いウチのようなところの畑がほじくり返されてしまうのであった。このままではいかんと、この間購入していた害獣除けのアミを張る。イノシシはシカと違って高く飛んだりできないので、アミを張ることである程度予防になる。アミを張るためのしっかりした棒などがなかったのでどうするかと案じたが、畑の植えモノに使うトンネル支柱(ばあさまは「つき」と言っていた)を、鉄のクイを打ち込んで作った2つの穴に深く差し込み、その中間に同様に作った穴に竹を差し込んで、それらをくくったものを支えの柱にした。手間は掛かったがけっこうしっかりした柱になってアミを張ることができた。モノが無い時代を生きてきたばあさまならではの知恵であった。これが百姓ダマシイというヤツか?と感じ入った次第です。害獣除けのライトも電池を入れ替え、夜になるとナカナカ賑やかにビガビガ光っている。イノシシがそうカンタンに畑のエモノをあきらめるはずは無いが、少しはビビっていただけるだろうか。今回は草刈正雄も執行したがかなり気をつけながらとり行ったので、カエルを殺戮することは無かった。(はずだ)田舎からの帰り際、カモたちがぐわぐわと鳴きながらため池の方へ飛んでいくのを見て、「カモは案外速く飛ぶのだな、速く飛ばないと落ちそうだからあんなに速いのかな」 と、疲労したズノーで考えていた。
2014/05/21(Wed)
ネコのオシッコがたっぷりしみ込んだふとんも、先日ようやくなんとかコインランドリーで洗濯・乾燥することができた。なんとかキレイになった、ということにして、夏用のふとんカバーをかけ、夜も遅いし、さあ寝よう。あ、その前にトーサンは、風呂に入ってないわ。風呂入るわ。じゃあみなさんはオヤスミ。てな感じでゆっくり風呂につかってさっぱりしたあとで寝間に行ってみると。さっき夏用のカバーをかけたふとんのうえに大きなみずみずしいシミが。「あああ。またやられた。」同じ布団にまたネコがオシッコをしていたのだった。「ええ〜、寝とったけん気がつかんかった」カーサンが熟睡しているそのとなりで、チャーッとなされていたのだ。仕方が無いので、その布団は観念してクリーニングに出すことにして、しばらくは別のうすい布団で寝ることにした。今回は別にコーフンしていたわけでもなく、なんで布団の上で用を足されたのかがワカラナイ。前回したオシッコの匂いが残っていて、あれ?そういえばまえもここでしたよなあ、じゃあしてもいいんじゃないかなあ、ああきもちいい、やっぱりちょっとしとこう。くらいの感覚だったのだろうか。ネコのキモチはよくわからない。それにしても、わあわあいいながらコインランドリーと自宅を往復したあの時間はいったいなんだったんだ7days。
2014/05/17(Fri)
昨日の夜、帰宅したら、猫は出迎えに来ず、居間で天井をにらんでいた。ハエが入ってきたので追いかけていたらしい。今晩もコーフンして粗相をしなければいいが、と心配したが、そこまでコーフンすることもなくハエとも平和的に協議が進んだようで、いつのまにか部屋の片隅の段ボール箱に静かに座っていた。(実は我々が気がつかなかっただけで、こっそりとハエを抹殺していたようだ。)が、聞けば今日は夕方はやくからそのハエを追いかけていたそうで、まるで寝ていなかったらしい。寝る子だからネコなのに。寝るのがシゴトだからネコなのに。ああネコなのに。ちょんわちょんわ。なので、段ボール箱に入ったと思ったら、ごはんも食べずにぐうぐう寝始めてしまい、トーサンとの遊びはまったくなされなかった。遊べなくてさびしかった。かというとそんなことはまったくなく、静かでイイナアと思いながら焼酎をいただいておりました。
2014/05/16(Fri)
先日夜中に猫と遊んでいたら、いつになくコーフンし始め、部屋から部屋へとかけまわり、ふんがふんがと大暴れ。ふと静かになったので、ひと息ついてるのか?と見ると寝るために敷いた布団の上に乗っかっている。「あ、やばい」と、とっつかまえて放り投げたが遅かった。たっぷり布団がオシッコを吸っていた。以前もこういうことがあって、クリーニングに出すハメになったしまったのだった。今回はすぐに気がついて放り投げたので、前回よりは少量で済んだが、それでもまたもや猫の小便が染みついた布団になってしまった。とりあえずはファブリーズをふっておいたが、このまま猫の小便布団で寝つづけると、猫の小便クサイおっさんになりそうなので、やはり洗わないわけにはいかん。クリーニングに出すと高く付くので、今回はコインランドリーで済ませられないかとツマが調査している。猫はコーフンするとトイレに行くのも惜しくなって布団でしてしまうのだろーか?布団が大きな砂場に見えるのだろーか?いろいろ考えてみるが、とにかく夜、布団を敷いてからはコーフンさせてはいけないと改めて反省した次第です。
2014/05/10(Sat)
先週の連休では長男大学1年生が帰省してきた。「子どもが帰省して喜ぶ親のきもち」というものをなんとなく、さわさわと味わったような気がする。向こうに行ってからまだ1ヵ月くらいしか経っていないのでまだ本格的に「おお、よう帰ったのうメシ喰うかナニがイイか寿司でもとるかナニ腹へっとらん?じゃあビールでも飲め!ええ?未成年だからってそんなん関係ないわそれ飲めやれ飲め。あ、寝た」みたいな気分にはならない。次に夏休みあたりに帰ってくるときはそんなキモチで出迎えてしまうだろうか。それにしても我が学生時代に比べてあまりにもイロイロちゃんとこなしており(曲がりなりにも自炊めいたことをするとか、朝早く起きるとか…)ナニカ複雑な劣等感のようなモノがおっさんのココロの底に生まれつつある…。